NetSpeedがSoCBuilderを発表 – SoC設計を加速するための、AIを搭載した設計・統合プラットフォーム

  • 25th 6 2018

NetSpeed Systemsは本日、AIを搭載したSoC設計・統合プラットフォームSoCBuilderのリリースを発表しました。SoCBuilderには、あらかじめ統合されたサードパーティ製IPのカタログに加えて、AI、車載、5G、ハイパースケールコンピューティング、およびAR/VR向けのアプリケーション特有のリファレンス設計が組み込まれています。SoCBuilderは、SoC開発をより速く、より簡単に、間違いなく進められるように工夫されており、システムを取りまとめる時間を週や月単位ではなく日単位までに短縮します。

現在、半導体業界は構造的転換が進んでいますが、これはエンドユーザー側の新しいアプリケーション、特にAI対応のアプリケーションで、前例がないレベルのコンピューティング性能および効率が要求されているためです。自律走行車、混在リアリティ、ハイパースケールコンピューティングなどのアプリケーションでは、新しくてはるかに複雑なSoCアーキテクチャおよび設計が必要とされています。この新しい風潮の中で成功を収めるには、メーカーにとって、設計の複雑さに対処し、サードパーティ製IPの統合を推進するためのさらに優れたツールが必要です。

「システムはますます複雑さを増しているので、サードパーティ製IPを使用する機会は格段に増しています。IPは検証済みにもかかわらず、システム開発者がIPの統合時に困難に直面することがよくあります。これは主にインターフェイスで発生する問題に起因します。この問題に対処するため、当社はNetSpeed Connectパートナープログラムを作成しました。これにより、NetSpeedのインターコネクトソリューションを採用しているお客様は、パートナーのIPを簡単に統合することができます。これこそ、当社がSoCBuilderの中核部にIPカタログを組み込んでいる理由です。」と、NetSpeedのCEOであるSundari Mitraは述べています。 

SoCBuilderは、SoC開発を簡単、アクセス可能、かつ間違いなくすることにより、ハードウェア開発を一般化することを目的とした親切なプラットフォームの1つです。SoCBuilderは、IP、シャーシ統合、設計および検証のための統一化された設計環境を提供します。このシステムでは、メタデータを使用して、基本的なフロアプラン情報を含むSoC仕様および設計細部を把握します。その後、SoCBuilderは機械学習を適用して最適な設計解を見つけ出し、あらかじめ統合された重要なSoC IPを幅広く提供するリファレンス設計と豊富なIPカタログから設計図を描きます。アーキテクチャ設計者は、自動的に生成された結果を確認し、実装を微調整できます。このプラットフォームの主な特長は、アーキテクチャ構想から回路設計、検証、ポストシリコンブリングアップまで、1回目で最適解が得られるようにしてくれるフォーマルコンストラクションエンジンです。

「NetSpeedのビジョンは、SoC設計を新しいレベルのインテリジェンスと自動化で転換させることです。データの持つパワーと機械学習を活用することで、SoCBuilderはこのビジョンを実現しています。NetSpeedの事業展開における次の論理ステップです。」と、AMDの元CTOであり、現在はNetSpeedの取締役を務める、業界ベテランのFred Weberは述べています。

SoCBuilderは、NetSpeedのフラグシップ開発プラットフォームであるNocStudioを拡張したものです。このプラットフォームはAIのパワーを活用して、次世代アプリケーションが必要とする桁違いのパフォーマンスを実現します。NocStudioでは、高度なアルゴリズムとグラフ理論を使用して、キャッシュコヒーレンシやQoSなどのよくある設計上の課題を解決し、デッドロックなどのサブシステム間の競合を排除します。これにより設計者は、より高い抽象化レベルで効率的に作業することができるため、開発時間を最大80%短縮することができます。NocStudioは、NetSpeedのすべてのインターコネクト製品に付属しています。

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